札幌を拠点とし、ロケーションフォト撮影、ペットカメラマン
フォトグラファー、*ai.rico*photoの二階堂莉子こと、りこです。(@airico8787)
小樽は人気の観光スポット。坂の街でも有名で、TVドラマでも度々撮影現場として使われる有名な街です。夜景も綺麗で、ちょっぴり函館の雰囲気に似ている海の街です。
ここでは、カメラ好きにおすすめの『小樽の天の川』撮影についてご紹介します!
あまり知られていませんが、小樽市内で天の川が綺麗に撮影できるスポットがあるんです!
発見した時は、私も感動しましたよ〜♪*°
実際に小樽で天の川を撮影したスポットと、撮影方法、あると便利な機材などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
小樽で天の川撮影ができるおすすめスポットここ!
小樽で天の川が見えるスポットは、観光名所でも有名な「小樽天狗山」です。スキー場、キャンプ場、ロープウェイも営業していて、多くの観光客が訪れますが、天の川の撮影には、夜、真っ暗な時間が必須。全ての営業が終了したあとに行きましょうね☆*°
一言に天狗山と言っても、山の上側と下側がありますので、詳しい場所は実際に天狗山の地図を見てみましょう!
天の川を撮影する深夜帯は、もちろんバスは運行していませんので、天狗山山頂までは車やタクシーなどで行く必要があります。
小樽駅からは、車で20分くらいで山頂に到着します。山頂までの道のりは、国道956号小樽環状線から横にそれ、「天狗山山頂」「おたる自然の村」方面に向かいます。街灯がほとんどない真っ暗な山道なので、不安になるかもしれませんが、しっかり舗装されていますのでご安心ください!
天の川を綺麗に撮影する必要な条件
天の川を撮影するためには、いくつかの条件が必要になりますので参考にしてください。
光がない真っ暗な環境
天の川は空に見える星よりもとても細かく、なかなか目視で見ることは難しいです。そのため、光害が限りなく少ない真っ暗な環境であれば、普段では目視することができない天の川が、だんだん白っぽいスジとなり、目視でも確認できるようになるのです。目視で確認できるほどの天の川を撮影すると、写真に写し出された天の川はとても感動的なほど綺麗です。
新月の前後4日間がベスト
新月前後4日間は月がほとんど出ていないため、天の川の光が月の光で邪魔されることなく、綺麗に撮影ができます。新月を調べるには、スマホアプリや、ネット上に月カレンダーという便利なものがたくさんあります。
「どのアプリがいいのかわからない」という方は、私が使っている無料アプリをご紹介しますので、参考にしてみてください。

【ムーンプラスカレンダーとウィジェット】は、1ヶ月の月カレンダーを1ページで確認できるので、天の川撮影に適した日が事前にピックアップできるのでとてもおすすめです。 一目で新月、満月がわかるので天の川撮影には欠かせない便利アプリです。



雲がない晴天の空
天の川撮影は、カメラ設定でのシャッター優先モード、もしくはTvモードで、スピードを遅く設定して撮影します。少しでも雲があると、風で流れている雲がしっかり写り込んでしまうので、晴天の夜空、または雲が限りなく少ない夜空でなければ撮影できません。必ず天気予報や星空予報などを参考にするとよいでしょう。
私は、こちらのアプリを使って確認しています
【Sky Live】は、現在地の天体観測情報がパーセンテージで表示され、当日の天体情報を表示する便利なアプリです。


【 Sky Live】に合わせて、星空が見えるかどうかを指数で教えてくれる【星空指数】サイトもおすすめです。「お天気ナビゲーター星空ナビ」
雲がない日、星空指数が良い日に天の川撮影してください。
天の川が昇る時間と方角
天の川は「七夕にしか現れないんだよね?」と聞かれることがありますが、実はいつでも見られます。ただし時期によって、時間や方角が異なります。
天の川の情報は、無料で使えるスマホアプリ【StarWalk2】がおすすめ。
まるでプラネタリウムのようなこの【StarWalk2】。地球の裏側の天の川の位置情報までわかるのでとっても便利です。ビジュアルもとても綺麗なので、アプリを眺めているだけでも心がいやされますよ♪



まとめ
今回は、天の川の撮影スポットと、撮影に適した環境、天の川撮影に便利なアプリのご紹介でした。次回は、実際に使ってみた機材をご紹介しますね。